紙巻きたばこに近い感覚で使える電子たばこ「プルームテック」。
JTが発売しているということもあり、発売当初はかなり話題になりました。
また今まで一部地域でしか実店舗での販売がありませんでしたが、今年に全国展開を予定しているという発表もあり、再び話題となっています。
そして全国展開以上に話題となる出来事がありました。
それが新型プルームテックの3タイプ化です。
今までプルームテックは、少しバージョンアップしたものが発売されましたが、基本は1種類だけでした。
しかしそれが3タイプに増えるというのです。
この3タイプはどのように違うのでしょうか。
今回は、新たに新発売するプルームテック3タイプについてご紹介します。
・新型プルームテック3タイプとは?
新たに発売が予定されているプルームテックは3タイプです。
「高温タイプ」「煙増量タイプ」「通常タイプ」となっています。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
・新型プルームテック高温タイプ
まず高温タイプです。
これはその名の通り、高温になるプルームテックです。
「プルームテックは今まで高温ではなかったの?」という疑問も出てきそうですね。
アイコスやグローといった電子たばこは、スティックの加熱温度が300度近くまで出ます。
しかしプルームテックは30度ほどしか出ていませんでした。
なぜこれほどまでに低温なのでしょうか。
紙巻きたばこからタールをはじめとした多くの有害物質が発生することは誰もが知るところです。
この有害物質は、たばこ葉を火で燃やすことで発生します。
火で燃やした場合、最大温度は約900度。
そこでアイコスやグローといった電子たばこは、たばこ葉を直接加熱しないうえ、300度という紙巻きたばこよりも低い温度で加熱することで、有害物質の発生を抑えているのです。
つまりプルームテックの加熱温度は30度であるため、有害物質もより抑えることができているということです。
このように加熱温度を低くすることで、有害物質の発生を抑えられますが、デメリットもあります。
それは味や刺激が薄くなってしまうということです。
そこでタバコの味わいをしっかりと感じられるプルームテックとして、高温タイプが登場することになったのです。
高温タイプの加熱温度はまだ発表されていませんが、アイコスなどと同様に300度近くになるのではないかと考えられます。
またそれに伴って、今までのプルームテックで使っていたカプセルが使えなくなり、高温タイプ専用のスティックが発売されることになりました。
プルームテックは小型のカプセルを使っていたため、本体も紙巻きたばこに近い形状にできていましたが、スティックを使用するようになることで、本体が大きくなるのではないかという心配があります。
またカプセルに互換性がないというのは少し残念な気がしますが、しっかりと味わえるプルームテックは楽しみです。
・新型プルームテック煙増量タイプ
2つ目のタイプが煙増量タイプ。
こちらも名前からわかるように、発生する煙(実際は水蒸気)の量が多くなるタイプです。
今までのプルームテックの水蒸気量が特別少なかったわけではありません。
しかし電子たばこにおいて水蒸気量は、満足感にもつながるため、重要なポイントです。
海外で普及しているリキッドタイプの電子タバコも、やはり爆煙タイプと呼ばれるものが人気です。
この煙増量タイプのプルームテックは、加熱温度が高くなるわけではなく、今までと同じ30度です。
では何が違うのかというと、電池の出力です。
出力を高くすることで水蒸気の発生量も増やすのです。
またカートリッジの容量を増やすことでも水蒸気量を増やすようにするという話もあります。
プルームテックはバッテリーにカートリッジを接続して使いますが、カートリッジに含まれているリキッドを加熱することで水蒸気を発生します。
つまりカートリッジが大容量になれば、それだけリキッドも増えるということなので、水蒸気が増やせるのでしょう。
しかしこの情報には不可解なポイントがあります。
高温タイプでは専用のスティックが発売されますが、煙増量タイプは今までのカプセルを使用します。
カートリッジはカプセルとセットになっているため、煙増量タイプと通常タイプでカートリッジの区別が付けられないのです。
そのためおそらくは、出力だけで対応するのではないかと思いますが、このあたりは公式の発表を待ちましょう。
・新型プルームテック通常タイプ
最後は通常タイプ。
こちらは今までと同じプルームテックです。
今までのプルームテックが無くなり、新たに3タイプが発売されるわけではなく、今までのプルームテックも含めての3タイプなのです。
こちらは加熱温度や水蒸気量、使い心地も一緒なので、今までプルームテックを使ってきた人でも抵抗なく使えるでしょう。
・新型プルームテック発売日と価格
3タイプ化するプルームテックの、それぞれのタイプについて見ていきました。
プルームテックユーザーはもちろん、今まで別の電子たばこを使っていた人も注目している今回の情報ですが、これら3タイプはいつごろ発売になるのでしょうか。
実は発売日はまだ明確になっていません。
しかし現在のプルームテックの全国販売が、2018年の9月に予定されています。
それよりも前に新たな3タイプが発売されることは考えにくいため、早くても2018年の年末、遅ければ2019年初頭くらいになるのではないでしょうか。
また価格についてですが、価格も未定の状態です。
ただし今発売されているプルームテックが定価4,000円であることを考えると、通常タイプも同様に4,000円、煙増量タイプは出力が上がるので5,000円から6,000円ほどと予想されます。
また高温タイプについてですが、同様に高温になるアイコスやグローの価格を見てみると、アイコスは10,980円、グローは8,000円です。
そう考えると、約10,000円くらいになるのではないでしょうか。
あくまで予想の域は出ませんが、新たなプルームテック発売に向けて、予算の準備をしておくのはいかがでしょうか。
・旧型プルームテックとの違い
今までのプルームテックが通常タイプとして含まれますが、今までのプルームテックと全く同じ物なのかというと、そんなことはないと思います。
プルームテックは今まで、機能を刷新した新バージョンが発売されてきました。
特別大きな変化はないものの、ユーザーが使いにくいと感じた部分を改善するなどの進化をしてきたのです。
そのため、今回3タイプ化するにあたって、通常タイプも新型になるのではないかと考えられるのです。
では旧型プルームテックと新型プルームテックでは、どのような違いが出てくるのでしょうか。
ここについては、何も発表されていないため、明確なことはお伝えできません。
ただ、既存のユーザーが満足できるような改善がなされるといいですね。
またプルームテック互換品も数多くの種類が販売されているのでこちらもおすすめです。
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今後発売することが発表された、新型プルームテック3タイプについてご紹介しました。
プルームテックはどの電子たばこよりも紙巻きたばこに近い形状をしています。
そのため持ち運びも非常に便利です。
しかし味や刺激、水蒸気量などに不満を持っていた人もいるかもしれません。
アイコスやグローと比較して、なかなか購入に踏み切れなかったという人もいるでしょう。
ところが今回、高温タイプや煙増量タイプが発売されることで、選択肢も増え、プルームテックを選びやすくなります。
より使いやすくなることが期待される新型プルームテックの発売が、今から楽しみですね。
プルームテックのたばこカプセルの全国販売の情報も更新しましたので宜しければご覧ください。
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