ibuddyの本体は高さ約8センチ、幅4.6センチと大人の手のひらほどの大きさがあるので、赤ちゃんや幼児が誤って飲み込んでしまう心配はほとんどありません。
しかし、ヒートスティックの長さは約4.5センチ、直径は約7ミリなので、アイコスやアイバディのヒートスティックは幼児が飲み込みやすい大きさです。
赤ちゃんや幼児が口に入れてしまう可能性は十分にあります。
ヒートスティックよりも長さのある普通の紙巻きたばこでさえも、誤飲事故が珍しくないことから、ibuddyを使用する家庭では、保管場所に気を使うなどの対策が必要です。
対策の基本は、子供の手が届く場所にヒートスティックを置かないこと。
子供が背伸びしても届かない高い戸棚やタンスに保管したり、鍵でロックできる場所に保管すると安心です。
万が一飲み込んでしまった時の対処法は?
万が一、飲み込んでしまった場合には、すぐに口の中に残っているヒートスティックをできるだけ吐き出させます。
水やジュースなどを飲ませると、水分でニコチンが溶け出してしまい、胃で吸収されやすくなってしまいます。
そのため、安全が確認されるまでは、水分を摂取しないようにしましょう。
飲み込んだ分量がごくわずかである場合には、しばらく気分が悪くなったり、吐き気がするなどの軽い症状だけですみますが、飲み込んだ分量が多い場合には呼吸器系や循環器系に深刻な影響が残ることもあります。
そのため、かかりつけの小児科や内科で診察を受け、胃の洗浄をしてもらうと安心です。
夜間や休日でも診察を受けられる病院は、住んでいる街の医師会や自治体のホームページで調べることができます。
保管場所よりも捨てる場所に気を付ける事
加熱式タバコや紙巻きタバコの誤飲事故は、灰皿やゴミ箱に残った吸い殻を子供が口に入れてしまうケースが大半です。
そのため、未使用のヒートスティックを厳重に管理するとともに、吸い終わった後の処理にも十分に注意を払う必要があります。
使い終わったヒートスティックをあちこちのゴミ箱に捨ててしまうと、それだけ子供の目に触れるリスクが高くなるため、捨てる場所を一箇所に決めておくのが有効な対策です。
加熱式タバコを吸っているときには、ヒートスティックの温度は300度を超える高温状態となります。
そのため、使用後であっても60度近くの温度があるため、すぐにゴミ箱に捨てるのは危険です。
使い終わったヒートスティックは、陶器や金属製のケースに一旦保管しておき、熱が冷めてからまとめて安全に処理するのがよいでしょう。
まとめ
ibuddy本体は、ある程度の大きさがあるので、子供が誤って飲み込んでしまう可能性はほとんどありません。
しかし、ヒートスティックは普通の紙巻きタバコよりも短いので、子供が誤飲する可能性は十分にあります。
そのため、小さな子供のいる家庭で加熱式タバコを使用するときは、使い終わったヒートスティックの管理に気を使う必要があります。
万が一、子供が飲み込んでしまった場合には、すぐに吐き出させてから、念のためにかかりつけの病院で診察を受け、胃の洗浄などの適切な処置をとるようにしましょう。
誤飲事故は、未使用のヒートスティックよりも、ゴミ箱に捨てられた使用済みのヒートスティックで発生するケースが多いため、捨てるときによりいっそうの注意が必要です。
グローでも全く同じことが言えます。