プルームテックのたばこカプセルには3種類のフレーバーがありますが、そのどれもがパステルカラーの「色」がついています。
サイズも小さくコロンとしているので、そんなものが子供や赤ちゃんの手に届く所にあったら、触ったり遊んだりしている間に口に入れてしまう可能性大です。
考えただけでも恐ろしいことだとお思いになりませんか。
そこで、あってはならないことですが「もしもたばこカプセルを子供・赤ちゃんが口に入れたらどうなるのか」ということについて、調べたことをまとめました。
対処法もお伝えしますので、まずはご一読ください。
たばこカプセルを口に入れているのを見つけたら?
いくつかのシチュエーション別に対処方法ご紹介します。
・キャンディーのように舐めているだけの状態の時の対処法
プルームテックのたばこカプセルはポリプロピレンで、底はフィルターになっており、中に細かく刻まれたたばこ葉が詰まっています。
もしも口のなかで舐めているだけの状態なら、カプセルの素材や中のたばこ葉が溶けだすことはありませんが、誤飲を防ぐために一刻も早く口の中から取り出さなければなりません。
そして口の中の粘膜などに傷がないかどうかを確認し、もしも怪我をしているようならそれ相応の手当てをします。
・カプセルを噛んで、万が一中身が口の中に広がった時の対処法
たばこカプセルのポリプリピレンは強い素材のため、噛んでもすぐに破損することはないと思われますが、万が一破損してしまったら口の中にあるものをすべて取り除き、飲み込んでいるものがないかどうかを確認します。
「どうやら飲み込んでいるようだ」と確認できた時の対処法はまた別の項で触れますが、飲み込んでいないようなら口の中をよくすすいで、怪我をしている箇所がないか確認をしてから、体調に異変がないかどうか様子を見ます。
たばこ葉に含まれるニコチンは口の粘膜からも吸収されます。特に乳児や子供は大人よりもずっとニコチンの影響を受けやすいもの。
しばらく様子を見て経っても体調に問題がなければ大丈夫ですが、気分の悪さを訴えたりするようならすぐに病院を受診しましょう。
たばこカプセルを飲み込んでしまったら?
まずは苦しんだり、顔色が悪くなっていないかなど、身体の状態を確認します。
口の中を見て奥まで入っていないようならば、子供の身体を横向きにして口の中に人差し指を入れて、頬の内側に沿わせながらカプセルを取り出します。
・まるごと飲み込んでしまったら時の対処法
破損した様子もなく胃の方に入ってしまったら、ともかく吐き出させるしかありませんが、うまく吐けないようなら一刻も早く病院で処置を受けます。
よく水や牛乳などを大量に飲ませてから吐かせると楽だと言われますが、吐いたものが気道に入ってしまうとかえって危険な状態を招きますので、そのまま吐かせることが大切です。
吐いた後、特に体調に問題がなければ心配はないでしょう。
・破損したカプセルの破片や内容物を飲み込んだ時の対処法
口の中で万が一カプセルが破損してしまい、内容物などを飲み込んでしまった時は、口の中に入れてからどれほど時間が経っているかどうかを確認します。
そして口の中にあったものがどんな状態かよく確認し、もしもたばこ葉だけを飲み込んでしまったようならやはり吐かせて、4時間ほど体調の様子を見ます。
4時間たっても体調に問題がなければ「ニコチン中毒」の心配はない、ということになります。
もしもカプセルの素材の破片を飲み込んでしまっているようなら、吐かせたときに破片が食道などを傷つけることがあるため、吐かせずにすぐに病院を受診します。
たばこカプセルが喉につまってしまったら?
実はこれが一番恐ろしいことで、すぐに対処をしないと命にかかわります。
これからご紹介する「背部叩打法」は応急処置ですので、対処をするとともに119番にも連絡をして応援を要請します。
・背部叩打法(子供の意識がある場合に限ります)
1.子供が一歳未満なら自分の片腕に子供の身体をうつぶせにして乗せ、手のひらで顎を支えます。一歳以上なら抱きかかえるか、自分の太ももの上に乗せるようにします。
※この時、子供の頭が身体よりも下になるよう体勢に注意します。
2.肩甲骨と肩甲骨の間を、力強く5回程度叩きます。
3.口の中に異物が出てきたかどうかをしっかりと確認します。
なお意識がない場合は、救急車が到着するまで「心肺蘇生法」を行います。
子供や赤ちゃんのたばこカプセルの誤飲は100%大人の責任
以上、子供や赤ちゃんがたばこカプセルを口の中に入れた時や、誤飲してしまった時の対処法をお伝えしました。
このように、不注意が子供に大きな身体的苦痛を与えることになり、時には命にもかかわる可能性があることを、大人はしっかりと自覚しなければなりません。
冒頭でも述べましたが、子供がもしもたばこカプセルを手に取ったら、形や色などからしても口の中に入れてしまう可能性が高いはずです。
また「子供は大人の予測がつかない行動をとりがち」ということも頭に入れておく必要があるでしょう。
子供や赤ちゃんのたばこカプセルの誤飲は100%大人の責任です。
子供を危険にさらすような大人に、プルームテックを楽しむ資格などありません。
まとめ
現在でも子供のいる家庭では「子供が紙巻きたばこを食べてしまった」「子供が灰皿の水を飲んでしまった」など、たばこにまつわるトラブルが発生することがありますね。
これらはすべて大人の油断や配慮の欠如が招いたトラブルですが、プルームテックの扱いも同様です。
特にたばこカプセルは一度小さな子供、特に赤ちゃんが手にしようものなら、大変危険な状況となります。
ぜひ子どもや赤ちゃんの手に、できれば目にも触れさせないように、たばこカプセルは十分注意して取り扱ってくださいね。