現在のプルームテックはアイコスほどには話題を耳にしません。
プルームテックは発売以来、品薄の状態が断続的に続き、現在も入手困難というのは皆さんもよくご存知のことだと思いますし、実際に吸った方の口コミも少なめです。
「なぜ、プルームテックがアイコスほど普及しなかったのか?」考察をしてみました。
プルームテックは出し惜しみしすぎた?
これまでプルームテックのスターターキットの純正品は、公式オンラインショップと福岡県に1店だけある専門店、そして福岡県内の一部のたばこ店やコンビニなど、入手できる店舗が限られていました。
通販でも実店舗でも、入荷すればすぐに売り切れ次の入荷は未定と、ともかくプルームテック品薄状態が続いていました。
Amazonや楽天など通販ではそれらの店よりも確実にスターターキットの購入ができますが、やはり品薄のために軒並みプレミア価格となっていました。
通常ならスターターキットは税込4,000円で入手できるところ、当時18,000円以上の値段がつけられていました。
この状況はネットオークションやメルカリなどのフリマアプリでも同様でした。
しかし、2018年1月にはプルームテックは通販で5000円程で売られるようになりました。
プルームテックがアイコスほど普及しない理由は、このように最初出し惜しみしていたので「プルームテック→高くて買えない→知名度落ちる」という悪循環が生まれたのではないかと思います。
プルームテック互換バッテリーは大当たり?
プルームテックが逆風の中、通販では「プルームテックの互換バッテリー」と呼ばれるものが多く見受けられるようになりました。
比較的安値で買うことができますし、性能のとても良いのでかなり人気になりました。
アイコスには互換バッテリーが少ないので、この点ではプルームテックの方が良いという声が多かったです。
しかし、アイコスは既に全国展開をしており、2017年3月には様々な点を改良した新型のものも発売されているほどです。
純正品が安定して供給されていますし、サポート体制も整っているのでユーザーとしては安心して使用することができます。
やはりユーザーとしては純正品を適正な価格で購入でき、サポート体制もしっかりしている「安心できる状況」で使用できるのに越したことはないのです。
現在のところアイコスが独り勝ちをしている、というのは当たり前の状況とも言えるでしょう。
プルームテックは「たばこ感」が弱い?
プルームテックを実際に吸ってみた皆さんのレビューを読んでみると「取り扱いが簡単」「クリーニングなどメンテナンスが要らないので楽」「アイコスより臭くない」など軒並み好評です。
しかし、肝心の味わいに関しては「クリアな味わいが楽しめる」という声に混ざって「たばこを吸っている感じがあまりしない」「たばこ感が弱い」という意見をよく目にします。
一方、アイコスは紙巻きたばこと同等ではありませんが「たばこ感がちゃんとある」との評価が多いですね。
プルームテックとはたばこ葉由来の水蒸気「たばこベイパー」を発生させる仕組みが違うので、このような差が出るのは当然と言えば当然です。
アイコスやプルームテックのユーザーは、紙巻きたばこから移行してきた方がほとんどではないかと思います。
「電気加熱式たばこ」は「副流煙が出ず、においの問題も少ない」「有害物質を大幅カット」と言われていますが、移行するならやはり「慣れているもの」に近い方がしっくりきますよね。
また、アイコスのヒートスティックの吸い口は「紙巻き」です。ちょっとしたことかもしれませんが、吸い口は直接口に当たる部分ですから、質感が慣れ親しんでいるものの方が違和感が少ないはずです。
そのようなことも、アイコスとプルームテックに差がついている一因なのではないかと思います。
2017年6月に流れが変わってきた?
既にあちらこちらで報道されていますが、プルームテックは2017年6月29日(木)より東京の3か所の専門店(銀座・新宿・中目黒)で販売が開始され、同日にはオンラインショップでもスターターキットの販売が再開されました。
その後都内の一部たばこ店でも順次スターターキットの販売が始まることになりました。
これをきっかけにプルームテックが安定して市場に出回るようになれば、これまで入手したくてもできなかった方や様子を見ていた方が購入するでしょうし、アイコスの独り勝ちだった状況が変わっていくのはまず間違いないのではないかと思います。
折しもアイコスは「紙巻きたばこよりも発がん性物質が高濃度で含まれている」というニュースがネットを中心に報道されたばかりです。
ことの真偽に関しては慎重に見守っていく必要があるかと思いますが、このネガティブな話が多少売り上げに影響してくる恐れがあります。
さらにアイコスの口コミが悪くなってきています。
アイコスが頻繁に故障する、充電が面倒くさいといった方にアイコスの互換機「アイバディ」がめちゃくちゃ便利と人気急上昇中です。
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また、現在仙台市内のみで限定販売されているBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)の「glo(グロー)」が2017年7月3日(月)に東京・大阪・そして宮城県全域で販売開始され、2017年末には全国展開されましたので「電気加熱式たばこ」への注目がより一層集まりそうです。
2018年1月17日にプルームテック東京展開
年始に入ってJTは動きを見せました。
東京都内でプルームテックを販売する場所は3つ。
- たばこ販売店(約500店舗)
- コンビニエンスストア等(約7,000店舗)
- Ploom Shop(7店舗)
たばこ販売店 | コンビニ等 | Ploom Shop | |
事前予約 | 〇 | × | 〇 |
店頭販売 | 〇 | 〇 | 〇 |
たばこ販売店、Ploom Shopは事前予約をした方を優先にして販売するそうです。
詳しくはこちらにすべて記載しております。
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まとめ
以上、これまでプルームテックが普及してこなかった理由をまとめてみました。
しかし、間もなく流れが確実に変わっていくはずです。
愛煙家にとっては選択肢が狭い今の状況よりも、3社のそれぞれの商品が出揃い、競ってより良いものを販売してくれそうなこれからの状況の方が、より自分に合ったものを選べる可能性が高いのですから。
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