
pepecyb / Pixabay
みなさんは電子たばこにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
近年メジャーになってきたアイコスなどの加熱式たばこやPloom techのような直接加熱しないタイプのものも見かけますね。
それに「リキッド式電子たばこ」というたばこの葉を全く使わないものもあります。
従来の紙巻きたばこと比べ煙が少ないことや匂いが少ないことから、室内やベランダなどでも気兼ねなく吸えるなど周囲への影響が少ないのが受けているようです。
今回はたばこのようでたばこではない「リキッド式電子たばこ」のメリット・デメリットについて調べてみました。
興味はあるけどどんなメリット・デメリットがあるかよくわらない・・・という方は以下をご覧ください。
リキッド式電子たばことは
そもそもリキッド式電子たばこって、使ったことのない人から見れば何が葉タバコと違うのだろうと思いますよね。
まず大きな違いはリキッド式電子たばこは、煙を吸うのではなく水蒸気を吸うので健康には良さそうですし、吸って吐く動作があり禁煙習慣をやめなくても済むことが禁煙しやすいのです。
リキッド式電子たばこは大きく分けて「リキッド」「アトマイザー」「バッテリー」から構成されています。
使い捨ての全て一体のものもありますが、これが揃っていれば吸えるというのがこの3つの要素です。
リキッド
「リキッド」は吸い込む蒸気のもととなるもので、グリセリンやプロピレングリコールと香料を混ぜたもので吸いごたえと喫味を選ぶことができます。
味はたばこの味に近いものからフルーツ系やスイーツ系などバラエティ豊かなものが販売されています。
アトマイザー
「アトマイザー」はリキッドをコイルで加熱して気化させるための部品です。
この「アトマイザー」はタンクの役割も果たしておりリキッドを充填して繰り返し使うことができます。
FLEVOなどの一部の使い捨て型の電子たばこでは、あらかじめリキッドを充填したアトマイザーを「カートリッジ」と呼び使い捨てるものもあります。
アトマイザーの吸い口はたばことほとんど変わらない大きさのものが多いですが、アトマイザー本体はリキッドの入る容量や規格によって全体の大きさや太さが様々です。
-
-
リキッド式電子タバコのアトマイザー(カトマイザー)とは何?クリーニングの方法は?
一般的なリキッド式電子たばこ(vape)には、消耗品であるリキッド、アトマイザー、バッテリーを接続した本体部分があります。 それぞれ分解できるものが多く、これからvapeを始めようという方には「良く分 ...
バッテリー
「バッテリー」は充電式の電池でリキッドを気化させる際の電力となります。
スイッチを押して作動するものや、吸うと自動で電源が入るオートスイッチと呼ばれる形式のものがあります。
充電には専用のアダプタを使用するものから一般的なマイクロUSBが使えるものなどがありUSBポートから充電できるのものが多いです。
リキッド式電子たばこのメリット

3dman_eu / Pixabay
リキッド式電子たばこはリキッドを気化させた蒸気吸うため、ニコチンやタールは含まれません。
そのため、嫌な臭いの染みつきやヤニで汚れるといったことがありません。
また、燃焼による煙ではなく、煙のようなミスト(蒸気)が出るため吸いごたえがあります。
そのリキッドについても様々な味があり、純粋にリキッドの味が味わえますので香りや味を楽しむことができます。
このミスト自体はリキッドのフレーバーの香りのみですので不快な臭いはなく、残り香などもほとんどありません。
そして、吸い殻のようなものがなく灰もでませんので、灰皿等は必要なく周囲が汚れることがありません。
そして、以前は禁煙中の方が口にくわえていたモッサリとした印象だったのが、最近販売されているものですとオシャレな品がそろっており、男性のみならず女性の愛用者も増えています。
しかもドンキホーテのような若い人たちが利用しているショップや、東急ハンズのような生活雑貨を扱うお店でも購入できるので、人気があると言えますね。
そして大きなポイントになるのが、火を使わないので寝たばこによる火事が防げて安全だということです。
リキッド式電子たばこのデメリット

OpenClipart-Vectors / Pixabay
メリットも大きいですが、リキッド式電子たばこにおけるデメリットもあります。
原理的にタールやニコチンが含まれていないものの、リキッドの成分を蒸発させるため有害な成分を含んでいる可能性はあります。
世界保健機構(WHO)は、一部の粗悪な製品には毒性のある物質が含まれていると注意を呼びかけています。
多くのリキッドは成分の検査を行っていますが、電子たばこで気化させた場合のミストの成分についてはあまり研究されておらず賛否両論があります。
しかし、ここで注意をしていただきたいことは、全てのリキッド式電子たばこが危険なのではなく、安価すぎる粗悪な商品以外の物を選べば良いのです。
また煙ではなく水蒸気が出るので、禁煙場所で吸うことが出来ると思われがちですが、残念ながら蒸気が出ているという理由で、殆どの禁煙場所ではリキッド式電子たばこも同様に禁止されていますので、注意してください。
紙巻たばことの違いについて

RyanMcGuire / Pixabay
紙巻たばこと比べると、リキッド式電子たばこはタールやニコチンを含みませんので従来のたばこの主要な有害成分は含みません。
煙でなくミスト(水蒸気)を発生させるため、周囲への臭いや有害性は格段に低いと言われています。
大きな違いは、ニコチンが入っているかどうかです。
リキッド式電子たばこには入っておらず、葉タバコには入っています。
当たり前ですが良い悪いは別として、吸い応えは紙巻たばこに軍配が上がります。
反面、リキッド式電子たばこは周囲への影響はほとんどなく、吸っている感じもあり味もおいしいですが、物足りなさを感じることはあるかもしれません。
だからタバコの独特の香りでもあるスモークを楽しみたい方には葉タバコがお勧めです。
リキッド式電子たばこのまとめ
リキッド式電子たばこでは灰皿やライターは不要となりますが、繰り返し使用するので充電や本体のクリーニング等が必要になります。
コスト面では、紙巻きたばこの価格に比べリキッド式電子たばこの消耗品であるリキッドやコイルの価格はランニングコストが安く、大抵の場合半分以下のコストで済みます。
特に一番リキッド式たばこで一番人気のある商品はEMILI LIGHT(エミリ ライト)です。
楽天電子たばこランキング1位商品ですので、迷っている方はEMILI LIGHT(エミリ ライト)にすれば間違いないかと思います。
-
-
電子タバコEMILI(エミリ)の評価口コミは?使い方、害はある?アトマイザーリキッド説明
楽天ランキングで常に上位の電子タバコEMILI(エミリ)。 一体どういった電子タバコなのでしょうか。 アイコスやプルームテックなどのヒートスティック電子タバコとは違います。 EMILI(エミリ)はリキ ...
お互いのメリットとデメリットを見比べてみると、健康のことや経済的なことを考慮するとリキッド式電子たばこが優勢です。
しかも見た目のファッション性で言えばペンシルタイプの物やパイプの形があり、色もカラフルなので数本持ちをし、帽子のように気分で変えてみるのも楽しいかも。
特に健康の面では明らかに電子たばこのほうが影響が少ないので、乗り換えを検討されている方はこの機会にチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。