火をつけて吸う紙巻きたばこから一世を風靡した大人気商品の加熱式たばこが、今世間を賑わせております。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに先立ち、アイコス等の加熱式電子たばこも受動喫煙防止法の規制対象になってしまいました。
加熱式電子たばこの市場の人気に水を差す法案と感じる人も多いと思いますが、その内部の詳細をお伝え致します。
加熱式電子たばこの歴史
2015年9月、フィリップモリスジャパンからアイコス(iqos)が登場しました。もう発売からすでに1年半経過したにも関わらず、未だ品薄状態が続く大人気商品となります。
その人気は具体的に言いますと、2016年の市場シェア数が7%という驚きの数値で証明されています。
普通の葉タバコの市場シェア数は、0.5%も超えれば大ヒットと言われておりますので、アイコスの人気はすさまじいものです。
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JTもアイコスの後に続き、2016年3月に福岡限定でプルームテック(Ploom Tech)を発売しました。
プルームテックは未だに福岡県内とネット通販でしか購入出来ませんが、2017年6月に東京で販売し、その後全国展開をしていくと発表しております。
JTは、在庫切れの懸念があるため福岡県内のみの販売に抑えて、潤ってきた状況で全国に展開する方針をすでに考えていたそうです。
また引き続き、ラッキーストライクで有名なブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)から2016年12月にglo(グロー)を発売しました。
こちらもプルームテック同様で、2017年3月現在でも仙台限定でしか購入できない状況です。
スターターキットのみの購入は通販で可能ですが、アイコス(iqos)のヒートスティックにあたるネオスティックが通販でも売っていない・仙台でしか買えないという現状です。
しかしこのglo(グロー)も全国展開を目算しているとの話も耳にしましたので、今後の展開に期待が出来そうです。
そしてその競合に対抗すべく、フィリップモリスはアイコスの増産に力を入れました。
更に2017年3月3日には、今までのアイコス(iqos)の不備のあった部分を修繕した、第二世代機「iqos 2.4 Plus」を発売しました。
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このように、電子加熱式タバコ戦争の幕開けとなっております。
今後この3社の争いになってしまうのか、また別の会社の参入が出てくるのか、電子たばこの話題はまだまだ尽きる事がなさそうですね。
受動喫煙防止法とは?
そもそも受動喫煙防止法とはどういう法律なのでしょうか?
まず受動喫煙の意味をお伝え致します。
受動喫煙…喫煙により生じた副流煙(喫煙者が吸い込む主流煙に対してたばこの先から出る煙)、呼出煙(喫煙者が吐き出した煙)を発生源とする、有害物質を含む環境たばこ煙(ETS)に曝露され、それを吸入すること
参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%97%E5%8B%95%E5%96%AB%E7%85%99
要は吸った人が出した煙を他の人が自動的に吸ってしまうことですね。
こう考えるとわかりやすいと思いますが、副流煙を防止する、つまり吸う場所を制限する法律です。
近年どんどんこの法律規制が厳しくなり、喫煙者にとってはかなり肩身が狭くなる法律となっています。
昔、新幹線内でも吸うことが出来たり、駅を降りてすぐ喫煙所があったりと、タバコを吸うスペースはたくさんありましたが、今はもうほとんどの建物内が禁煙になっています。
そんな愛煙者が煙たがられないように考えられて出来た加熱式電子たばこ達ですが、その加熱式たばこまでもが受動喫煙防止法の規制対象になってしまったのです。
日本の受動喫煙対策に問題が!?
実はこの法律が厳しくなるのには理由があります。
日本が世界の中で、受動喫煙対策が最低レベルということにあります。
厚生労働省の調べで、世界188か国ある中で、屋内全面禁煙の義務がある国が49カ国もあります。
日本はこれに該当しない、世界最低レベルの水準となっているのです。
そこで、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催される中で、世界に日本のイメージを悪く持たれないように、受動喫煙法の規制対象に加熱式電子たばこを含めたというわけです。
以前は加熱式たばこを規制対象から外すという話になったのですが、まだ検証が不十分という結論により、規制対象になりました。
日本がオリンピック開催地に選ばれる事は喜ばしいことですので、喫煙者である私も特にわがままは言いません。。。
まとめ
受動喫煙法を大きく騒がせた加熱式たばこですが、今後もまた更に全国を大きく左右する(法律等を含めて)事柄が起きると予想します。
ユーザー目線からしてみたら迷惑な法律と思いますが、世界全体の目からするとやむを得ない事もあるのかなと感じます。
今後の加熱式電子たばこの動きと、会社がどのような対応をするのか気になってきますね。
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